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本学園では本年度の取り組みとして、遠隔アバターロボット「Sota」の実証実験に参加しました。
「Sota」とは、どこからでもロボットを通して接客業務に従事できる遠隔操作ロボットです。
"誰もが自在に活躍できるアバター共生社会の実現"を目指して、大阪大学基礎工学研究科の石黒浩教授・研究室が研究拠点となり取り組まれているプロジェクトです。

本学園では、5年生の児童がロボットを操作して、幼稚園児とコミュニケーションをとる試みを継続的に行いました。
5年生は3人一組でタブレットを使い、園児向けのクイズを考え、「ロボット操作による会話」と「Zoomでの会話」をそれぞれ同じ内容で行いました。
遠隔からのロボットを通した対話によって、交流が円滑に行われるかを調査することを目的としていますが、子供たちにとってはICTを活用したプログラミング教育、幼小交流の機会ともなりました。
今後の可能性を広げる活動になったのではと思います。
  • パソコンの画面を通して、ロボットの視点で幼稚園児と向き合います。ロボットになりきっての会話にチャレンジしました。

  • 操作方法などを研究チームの方に教わりながら行いました。

  • 園児は「Sota」との会話を楽しみました。