本日、生活発表会を行いました。各学年の子どもたちがこの１ヵ月作り上げてきた劇遊びを、多くの方に観ていただくことができました。１１月からお話の世界に入り込み、ごっこ遊びを楽しんできた子どもたち。そのごっこ遊びが発展して劇遊びになりました。
　年少すみれ組は「ゴリラのパンやさん」。せっかく開店したゴリラのパンやさんですが、ゴリラの大きな声にびっくりしてお客さんが誰も来てくれません。そこである作戦を考えました。たくさんの動物になりきって体を使って表現したり、元気いっぱい歌ったりしました。
　年中たんぽぽ組は「にじいろのさかな しましまをたすける」。仲間に入れてもらえなかった気持ち、仲間に入れてあげなかった気持ちを考え、どうやって仲良くなっていくのかを一人一人が台詞を言ってお客さんに伝えました。パラバルーンやダンスも取り入れ元気いっぱいの発表となりました。
　年長さくら組は「さくら魔女のみんなとひかるスープ」。失敗ばかりする魔女。でも誰かを元気にしたいという気持ちが魔法の力になるのだと、この話を聞いて感じた子どもたちが、「友達」について自分たちの実体験とも重ね合わせ、自信を持って表現しました。
　どの学年も気持ちが一つになって発表ができました。この劇遊びの活動を通して、子どもたちは友達と力を合わせて取り組む楽しさや自分の役割をやり遂げる達成感を味わいました。これからの成長がますます楽しみです。