甲南の教育

国際理解教育

発達段階に合わせ語学習得理論をふまえたカリキュラムで学習活動、コミュニケーション力を培っていきます。

甲南小学校の国際理解教育の歴史はたいへん古く、外国語(英語)教育が開始されたのは1918(大正7)年です。創設者・平生釟三郎先生は自らの人生経験から、世界に通用する人物の育成の必要性を痛感し、甲南小学校の児童に「世界に通用する紳士・淑女たれ」という夢を託したからです。以来、100年の歴史のなかで様々な変化はあったとはいえ、国際理解教育が本校の教育活動のなかに大きな意味を持つことに変わりはありません。

現在、甲南小学校では1年生から週2回の英語・英会話授業があります。そのうち1時間は学級を半分に分け、それぞれのグループを外国人の先生と日本人の先生が2人で教えます。もう1時間は学級全員での授業です。
1年生から、Listening, Speaking, Reading, Writingの4領域に自然な形で親しみます。
低学年は、歌やチャンツを十分に盛り込み楽しい授業を、中学年はアクティブにスキットを楽しむと同時に、ことばのルールも意識します。高学年ではクリエイティブに会話を創作したり、まとまった英文を読んだりすることに挑戦します。

イメージ

英語朝会

教室の中だけでなく、全校生で楽しむ英語朝会も甲南小学校の特色ある異文化理解教育のひとつです。
司会進行は児童が英語で行います。
外国人の先生がたの出身地について学んだり、季節にふさわしい英語の歌を全校で歌ったりします。時には歌にまつわるスキットを演じたり、クイズを出したり多様な楽しみが広がります。

イメージ

交流行事

姉妹校からの訪問

甲南小学校はオーストラリアに2つの姉妹校を持っています。
毎年、6月と9月に約20名の児童と4名の先生方が本校を訪問し伝統的な遊び、和太鼓、書道、剣道、茶道といった活動を楽しみ、昼食を共にします。はじめは緊張している児童も活動するうちにすっかり打ち解け、本当に楽しい時間を共有することができます。
交流の前に練習をした英語が実際の交流会で役に立つことを体験することも、児童にとってとてもよい刺激となっています。

交流旅行

3月に5年生20名が、4泊のホームステイを含む8日間のオーストラリア研修旅行に出かけます。
(姉妹校訪問では、歌の発表をしたり、アクティビテイに参加したりします。オーストラリアの自然にふれ、ホームステイ体験で文化を学ぶ意義深い研修旅行です。)

イメージ

イメージ